展示品のご紹介

正面に液晶テレビを展示し、弊社製品の用途例を紹介しています。液晶テレビは多数の薄膜で構成されており、その薄膜を作製するための材料がスパッタリングターゲットと言われるもので、正面に向かって右側にサンプル（ITOターゲット、クロムターゲット）を展示しております。

正面に向かって左側には、半導体製造装置等に使用される石英製の各種部材を展示しております。

企業のご紹介

私たちは総合化学会社東ソーグループです。山形で電子材料と言われる「石英ガラス」と「薄膜材料」を製造している2社を紹介します。

東ソー・クォーツ株式会社

石英ガラス製品には、半導体関連製品と光学関連製品とがあり半導体関連製品では半導体製造装置用冶具製品を製造しております。

また光学関連製品では、液晶用フォトマスクや医療用製品として医療診断装置用セル等の製品を製造しております。

東ソー・スペシャリティマテリアル株式会社

液晶ディスプレイ、太陽電池、半導体、記録メディア等の生産に広く用いられている薄膜形成の技術にスパッタリング法があります。『スパッタリング法』とは、真空容器中にアルゴンガスを導入し、高電圧によってグロー放電を発生させ、イオン化したAr⁺をターゲットにぶつけ、そのエネルギーで原子または分子状の材料を弾き飛ばし、対抗した基板上に薄膜を形成させる技術です。先に記しました『ターゲット』とは、膜の素となる素材のことで、物質としては金属・合金・化合物等様々あり、その形状も板状のものから円筒状のものまで非常に多彩です。

それら優れた薄膜機能を持つ各種の『スパッタリングターゲット』を製造している当社は、ナノメータ(100万分の1㎜）で品質が問われるため、顧客から満足と信頼を得る品質を求め、日々山形の地で頑張っています。

＊社名の由来

「東ソー・クォーツ」の『クォーツ』とは、石英のことで、取り扱う物質を社名に引用しています。

「東ソー・スペシャリティマテリアル」は、特殊な原材料を供給する会社という意味を社名に表現しています。

これからも先端技術発展のために、電子部品を通じて社会に貢献して行きたいと思います。