産業タイムトンネル 江戸〜現代産業の歴史概要  
   

明治初期
明治維新〜大日本帝国憲法発布〜日清戦争

 
国内の動き   西暦 県内の動き 県内交通基盤の整備 県内産業の動き
日本は世界へ門戸を開く明治維新 明治 1868
明治1
    【明治初期の主な生産品】
農産物では、米、もち米、まゆ、生糸が中心で全体の8割を占める
製造品では、節糸織、帯地、糸類、銅鉄器が中心
特産物としては上記のほか、青苧、紅花等の農産物がある
(明治11年「山形県治一覧表」)


【明治期の産業の概況】
◆製糸業
外貨獲得のための輸出品として発展、明治20年代に器械製糸業への移行が始まり、特に東置賜は、明治20年代から30年代には国内屈指の優良糸の生産地に成長した
明治末期から大正にかけ、工場の設立、大企業の進出など、器械製糸業が確立された
◆織物業
明治30年代に鶴岡において電動力を用いた機械制工場が誕生、その後急速に機械化が進む
◆機械工業
明治30年代から、繊維工業の繁栄を背景とした織機や発動機、農機具などを製造する鉄工所があいついで創業した
廃藩置県 1871
明治4
   
  1872
明治5
山形郵便所開設  
  1875
明治8
伊藤嘉平治、足踏式旋盤をつくる
  1876
明治9
山形、鶴岡、置賜県が合併し山形県となる
山形新聞創刊
西南の役 1877
明治10
県勧業課製糸工場設立  
  1878
明治11
国立銀行創設(米沢135、山形第81、鶴岡67 )
  1879
明治12
千歳水力機織所設置 1880/栗子トンネル開通
大日本帝国憲法発布 1889
明治22
市町村制施行(2市8町213村)
日清戦争 1894
明治27
   
  1898
明治31
斎藤外市、力織機を発明 鉄道の時代
  1899
明治32
米沢水力発電株式会社送電開始
  1899/奥羽南線福島−米沢間開通

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