産業科学館だより

山形県産業科学館 公式ブログ

2022 青少年のための「科学の祭典 in 山形」


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

子どもたちが待ちに待った7月30日(土)、霞城セントラルと山形県産業科学

館において、2022 青少年のための「科学の祭典 in 山形」が開催されました。

夏休みに入ってから、7月の末におこなわれるのは、3年ぶりとなります。

 

   

 

小中学生を対象に ”色々な科学実験や工作を体験しよう!”と、高校や大学、企

業や各種の団体が参加して毎年おこなわれてきました。

今年は予定していた会場のつごうで、2回に分けて開催されることになり、今

回はその1回目の祭典です。

 

 

霞城セントラルの1階アトリウムでは、8ブースが設置されました。スライ

ム、入浴剤、凧(たこ)などをつくったり、水や二重振り子の実験をしたり、

クラゲの観察をしたりと、科学と触れあうことができました。

 

 

アトリウムの大型ビジョン前では、大人気の「サイエンスショー」がおこなわ

れました。講師は昨年も大好評だった吉岡亜紀子先生です。

今年のテーマは、「おどる!はねる!磁石であそぼう!」と「ふしぎなステン

ドグラス」の2つ。科学のふしぎさを、実験と工作により、おおいに楽しんで

学ぶことができました!

 

 

 

  

 

山形県産業科学館の2階には、5つのブースが設けられました。光のスペクト

ルと色の観察、水が状態変化する実験、キュービックパズルやスライムの製

作、それに砂や礫(れき)から太古の地球の化石を探したりと、バラエティい

っぱいのテーマをあじわうことができました。

 

  

  

 

感染対策をとりながらの開催でしたが、大ぜいの子どもたちや家族連れが参加

して、参加者数は延べ1,666人となりました。

夏の暑さを吹き飛ばすような、科学の体験づくしの一日、久しぶりに楽しむこ

とができましたね♪

 

 


未来の目標・SDGs 高校生の取りくみ「米沢工業高校のベンチ」


縮小ゆめりん こんにちは、ゆめりんです ¨  ˜・… ☆

 

未来の目標・SDGsの第三弾では、高校生が取りくんだ ”ものづくり”「米沢工

業高校のベンチ」を紹介しました。

7月14日(木)に披露してから8月31日(水)まで。4階フロアにおいて公開

することができました♪

 

 

ふだん、私たちが身近に感じていて、どこにでもありそうなベンチ。

高校生たちが2つのベンチを製作することで見えてきた”ものづくり”の意義に

ついて、SDGsをとおしてかんがえてみました。

 

 

6枚のパネルには、ベンチがSDGsの7つのゴールにあてはまることが解説し

てあります。ベンチにかかわるあらゆる活動は、人の健康と福祉、質の高い教

育に貢献できます。そして、つくる責任・つかう責任、さらに地球環境にまで

及んでいます。

 

材料の調達・加工・運搬から、ベンチが製品として届けられ、お客様が座るま

でには一つのストーリーがあります。これらのプロセスは、すべてパートナー

シップにより成しとげられていました!

 

 

 

製作者は米沢工業高校・建設環境類・建築コースの生徒たちです。これまで、

技能五輪全国大会・建築大工の職種に、山形県代表として何人も出場している

そうです。高校生たちが引き継いできたこのスゴ技を、このベンチの製作で発

揮してくれました。

 

 

 

 

使われた材料は、米沢市にある「上杉家御廟所」で育った長い年季の入ってい

る杉の大木。県民のために役立てようと、このベンチに活用されました。

 

ベンチに座っていかに安らぎを感じてもらえるか、こうかんがえる作り手の”も

のづくり”。細部のいたるところまで、ていねいに紙やすりがかけられていて、

ウレタン塗装をとおして、柔らかさと優しさが伝わってきます!

高校生たちが作ったベンチは、人間の安らぎから都市の快適な生活、そして地

球環境のことまで、SDGsをとおして想像をはばたかせることができました。

 

SDGsはできることからやってみよう! 

2台のベンチは皆さんに知ってもらおうと、現在も展示中です。

ぜひ体感してみてくださいね♪

 


科学道100冊から これはの1冊 ”高校生によるレコメンデーション”


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです。

 

7月に入り、いよいよ学校は1学期の修了が目前になってきました。

さっそく産業科学館で開かれたイベントは、ワークショップ「知りたい! が未

来をつくる~科学道100冊のレコメンデーションをつくってみよう~」です。

 

このワークショップは、7月6日(水)~8日(金)に実施された高校生の研

修のなかで行われました。

 

 

科学道100冊のなかから、これはという1冊を選んで読み込んでみました。

カバーから帯、目次、まえがきから本文へ。そしてそれぞれがA4判ペーパー

1枚にまとめて、選んだ本を来館者に推薦しようというものです。

一人で複数パターンもOKです。

 

 

科学道100冊は、理化学研究所と編集工学研究所のコラボレーションにより、

科学道にふさわしい100冊がセレクトされた本たちです。

 

100冊のうち50冊は「クラシックス」といって、時代をこえて読みつぎたい

本。もう50冊は2019年の「テーマ本」で、元素ハンター、美しき数学、科学

する女性の3つのテーマとなっていて、多様な世界を感じることができます。

 

 

さいごは、それぞれが推薦する本のプレゼンテーションをおこないました。

自分の興味と高校生らしい見かた、そしてするどい切り口で選んだ本がそろい

ました。

 

現在、そのレコメンデーション(推薦シート)を掲示し、さらにデジタルサイ

ネージで見ることができます。

ぜひ、科学道100冊を身近に感じて、科学をたのしく味わってみましょう♪

 


6月のワークショップ


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

6月は、つゆ空にも晴れ間がたくさんまじった、みずみずしい季節でした。

6月のワークショップは、金曜日、土曜日の合計8回が開催されました。

 

「キュービックパズル」「ぶんぶんカエル」「しゅーてぃんぐスター!」

「お散歩カタツムリ」「空気てっぽう」と、人気の5種類がそろいました。

 

ことしの夏はもう暑が続きそうですが、季節に合わせたテーマや、音やパズル

をたのしめる工作など、親子でたのしいひと時をすごしました。

 

 

◆ 6月3(金)・11(土) 「キュービックパズル」

 

 

 

◆ 6月4日(土)・24日(金) 「ぶんぶんカエル」

 

 

 

◆ 6月10日(金)・25日(土) 「しゅーてぃんぐスター!」

 

 

 

◆ 6月17日(金) 「お散歩カタツムリ」

 

 

 

◆ 6月18日(土) 「空気てっぽう」

 

 

😉 **************************************************************** 🙂

 

6月に開催された8回のワークショップでは、29組・78名の親子や家族が

参加してくれました。

 

7月のワークショップも、合計8回が開催されます。

2日(土)、8日(金)、9日(土)、15日(金)、16(土)、22日

(金)、23日(土)、29日(金)です。

 

時間はこれまでどおり、午前が10:30から12:00、午後が13:00から

14:30で、30分ごとの開催となります。

希望の時間帯に申しこんでくださいね♪

 

夏休みはもうすぐ!

2022年7月と8月のイベント情報をぜひごらんください。

この夏も産業科学館のワークショップを楽しんでくださいね♪

 


未来の目標・SDGs「育てよう SDGsの木」


縮小ゆめりん こんにちは、ゆめりんです ¨  ˜・… ☆

 

未来の目標・SDGsのパネル展は、「かるたでよみとく わたしと世界のつなが

り」につづく第二弾を現在開催中です。

タイトルは「育てよう SDGsの木」

6月1日(水)から、4階フロアにおいて公開しております♪

 

 

 

皆さんがそれぞれ考えて、自分は「これをやってみよう!」という具体的な実

践を書いた付箋(ふせん)をはり、SDGsの木を大きく育てようという企画。

これまでもたくさんの人が付箋に書いてくれて、ごらんのように豊かなSDGs

の木に成長しています♪

 

 

あわせて、NHK放送局制作のSDGsの動画を見たり、本を見たりすると、

SDGsを身近に感じることができます。だれでも、いつでも、どこでもできる

のがSDGsのいいところですね♪

できることからやってみよう! そんなきっかけになるように願っています 。

 

 

17のゴールを面にした、いろいろなSDGsサイコロも展示してあります。

じっさいにころがしてみましょう♪

「育てよう SDGsの木」の展示は、7月13日(水)まで開催しております。

ぜひ山形県産業科学館に足をはこんで、いっしょに木を育ててみましょう!