2023年初となる「みんなで楽しむ スライム実験 2022」が、1月8日の日曜
日に開催されました。
今年度5回目となる スライム実験は、山形大学SCITAセンターによる大人気の
「科学実験教室」です。
新型コロナ感染拡大防止のため、申し込み制による実験教室となっています。
それでも定員いっぱいの参加者が、期待に胸をふくらませて集まりました。
会場は2階のフリースペースと、4階の発明工房。ここでSCITAセンターのス
タッフに、わかりやすく、ていねいに教えてもらい、科学実験のおもしろさを
体験できました。
●栗山教授によるサイエンスショー「空気に重さはあるのかな ? 」
山形大学理学部の栗山教授によるサイエンスショー「空気に重さはあるのか
な?」では、身近な道具をつかった気圧の実験をして見せてくれました。
容器に空気をおしこむと、風船やマシュマロ、お菓子袋は大きくなるか、小さ
くなるか、あるいは踊りだすか。クイズなどを入れながら、みんなでおもしろ
実験を楽しむことができました。
さらに、空気をおしこめた時の気圧と温度の関係など、アニメーションをつ
かった説明で、科学のことをわかりやすく学ぶことができましたよ♪
●「のび~るスライム」・「ふわふわスライム」をつくろう
今回実験したスライムは、いつもの「のび~るスライム」と、グアガムという
材料をつかって、ふわふわと柔らかいモチのような「ふわふわスライム」の2
種類です。「スライムの風」による、人気いっぱいのスライム実験です。かか
った時間はおよそ40分間でした。
教えてくれたのは、山形大学SCITAセンターの経験豊富なスライムマイスタ
ー。一人ひとりに、マンツーマンでじっくりと、手ほどきをしてくれました。
● ソーマトロープであそぼう
学生スタッフによる「ソーマトロープであそぼう」が、2階のフリースペース
でおこなわれました。台紙にあるイラストから好きな絵1セット選んで色をつ
けて、割りばしに固定します。
さっそく完成した作品を、くるくる回してみました。そうすると、両面のちが
った絵が1枚に見えましたよ♪ その由来は、ギリシャ語で「驚きの回転」を
意味することばだそうです。
新年1月になって2周目の日曜日。山形駅からすぐの霞城セントラルの中にあ
る産業科学館には、子どもから大人までたくさんの人が来館しました。
午前・午後それぞれ2回おこなわれた「スライム」と「サイエンスショー」
それに「ソーマトロープであそぼう」の実験教室。
参加した親子の人数は、合計すると78名になりました。
新年初のワクワク体験♪ 2023年初の科学実験教室は、親子でいっしょに、
2023年の楽しいスタートになりました。