未来の目標・SDGsの第6弾は、小学生による探求学習の成果です。
天童市立寺津小学校の取り組みとなる2つのテーマ、「洪水の危険性を伝えよ
う」と「寺津手人形を復活させよう」の紹介です。
期間は2022年12月13日(火)から年が明けて2023年1月11日(水)まで。
展示会場は、4階企業展示ブースのあるSDGsコーナーで開催されました。
パなネルによる説明、3Dプリンタ-で作った模型や人形の実物、動画による
発表会や活動の紹介を見ることができました。
「洪水の危険性を伝えよう」
寺津地区が大雨となった時、近くを流れる川が氾濫したらどうなるのか?
地域の方へのインタビューや、3Dプリンタ-で作った模型を使って、実際に
水を流してみて、実験結果等をまとめました。
「寺津の町」「寺津の人」「寺津の命」を守りたい!
そんな願いから始まった学習です。
「寺津手人形を復活させよう」
寺津を笑顔いっぱいの町にしたい!
児童たちは、地域の伝統的な民俗芸能である「寺津手人形芝居」を復活させた
いと思いました。保存会の方に聞き、粘土や3Dプリンタ-で、手人形のレプ
リカなどを作成しました。
そして完成したレプリカを使って地域の方々にも披露しました。寺津の伝統文
化を引き継いでいこうという、寺津小の児童たちによる探究学習の成果です。
12月19日(日)は展示していた3Dプリンタ-を動かして、小さなネコのミニ
チュアを作るデモンストレーションが行なわれました。
3Dプリンタ-とはどんな機械装置で、どのようにでき上っていくかを、実際
に見ることができました。
山形県の「郷土 Yamagata ふるさと 探究コンテスト 小学生部門」では、
令和2年度が「洪水の危険性を伝えよう」で『優秀賞』
令和3年度は「寺津手人形を復活させよう」で『ふるさと探求大賞』
を受賞しました!
寺津小学校の皆さん、おめでとうございます♪