「SDGs 探究 AWARDS 2020」(主催:一般社団法人 未来教育推進機構)の
中高生部門で、県立村山産業高校による実践が「最優秀賞」となりました。
そのパネル展示会のオープニングに合わせて、学校の生徒たちによるパネル説
明会が行われました。
実践のタイトルは、「工業生の足踏み式消毒スタンド大作戦‼ ~新型コロナ
と戦う武器を広めたい~」。
コロナ禍において、自分たちができるアクションは何か。
生徒たちは、リサイクル部品等で「足踏み式消毒スタンド」を製作しようと
考えました。それだけでなく、活用する、地域に寄贈する、生徒の意識を変
えることまでたどり着いたのです。
そして、誰でも製作できるような「製作マニュアル」を作成して、世界中の
人たちが見られるようにと、Web 上に公開しました。
さらに、自動車リサイクル部品を使用した「ゴミ拾いロボット」を製作。
自動車リサイクルセンターの見学にもうかがい、山形県の自動車リサイクルの
現状を、実際に知ることができました。
そして、自動車リサイクル部品を使用した「やまがた高校生ロボットコンテス
ト」に出場。このロボコンは環境に配慮し、循環型社会を目指す大会です。
そこでみごとに準優勝となりました!
「足踏み式消毒スタンド」にクリップボードを取り付け、掲示板の役割を持た
せました。上の写真にあるようなポスターを掲示しています。
また、学校でコロナによる差別や偏見を無くそうと活動している「シトラスリ
ボンプロジェクト」で製作した「シトラスリボン」もつけてあり、起こしたア
クションは、つぎつぎにつながって展開していきます。
「足踏み式消毒スタンド」は、さらに工夫され発展していきます。
第2弾として、生徒机を利用したもの。第3弾として、コンテナを利用したも
の、大人と子どもの高さに合わせたものへ、どんどん、どんどん、ものづくり
は進化していきました。
2つの「製作マニュアル」は学校のホームページに公開されています♪