お盆中は、県内外からの家族連れで、館内は大にぎわいです。14日水曜日
は、理科工作のワークショップ・スペシャルが、2階チャレンジコーナーでお
こなわれました。地元県立盲学校の先生による、一日実験・工作教室です。
この日のワークショップ・スペシャルは、”おどるペットボトル アクアリウ
ムを作ろう!” ペットボトルで「回転浮沈子」をつくり、自分だけのアクアリ
ウムをつくっちゃおう、というものです。苦労したのは、おさかなタレビンや
ペットボトルの水の量でした。やってみよう! と、つぎつぎにチャレンジし
て、51名の子どもたちが、つくって大事に持ち帰っていきました。パスカルの
原理、アルキメデスの原理を、身体で感じてくれたようですね♪
あわせて、盲学校でつくったり、工業高校や企業と協力してできあがった教
材や、電子測定器などが展示されました。3Dプリンターでつくった、目の不
自由な人むけの教材です。地表面に凸凹がある月、広島原爆ドーム、人力車・
駕篭・馬車など、盲学校の生徒たちが授業でつかっている模型が、たくさん紹
介されました。手にとって触ってみると、形をイメージできるように工夫され
ていました♪
読み上げる学習サポート教材「Earth smile あすめる」は、企業との協力
で商品化されている測定機器です。気圧・電流・距離などがデジタル表示され
るとともに、音声で読み上げてくれる優れモノです。今回の展示では、「傾
き」と「温度・湿度・気圧」の測定器を体験することができました。