産業科学館だより

山形県産業科学館 公式ブログ

ロボット教室 ライントレースロボットをつくろう!


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです。

 

 2019年後期のロボット教室が、3回にわたりおこなわれます。きょうはその

第1回目。ライントレースロボットのガイダンスからはじまり、さっそく組み

立て作業ににはいりました。この教室は、やまがたメイカーズネットワーク

「山形の未来を担う人材育成事業」によるロボット教室です。

 

 

 

 ロボット教室は、定員10名がいっぱいとなりました。参加した小学生たち

は、親子いっしょに取りくむ姿もみられ、10時半から16時半まで、一日があっ

という間に過ぎました。とてもたのもしい子どもたちです♪

 

 

 ロボットの基盤づくりでは、こまかな部材を一つひとつ点検して、図面を見

ながら組み立てました。小学生たちが、じょうずにハンダ付けができたこと

は、予想をこえて驚きでした! 3回シリーズの第1回目は、予定どおり順調

にすすみました。2回目は、11月17日(日)となります。次回が待ち遠しいで

すね♪

 

 

 


環境・工作教室 環境学習でまなぼう! 


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

 山形県産業科学館では、環境ネットやまがたによる「環境・工作教室」が、

3回にわたりおこなわれました。山形県環境学習プログラムのなかの環境学習

の活動で、ゆたかな自然環境を守り、それを子どもたちに伝えていこうという

教室です。

 

 

じめに地球温暖化ってどんなことかを知りました。3回の教室は、使用済の

ローソクをつかってオリジナルのエコキャンドルをつくったり、木の実や葉っ

ぱをつかって好きな生き物をつくったり、ミニソーラーカーをつくって太陽光

をあてて動かしたり、とバラエティーな内容でした。参加した子どもたちは、

手の感触をあじわいながら、楽しく環境を学びました。

 

●「オリジナル・エコキャンドルをつくろう!」 7/30

 

 

 

 

●「木の実や葉などを使って生き物をつくろう!」 8/8

 

 

 

 

●「太陽の力を使って走る車をつくろう!」 9/1

 

 

 


雪氷楽会 in 山形 雪と氷のふしぎ ❄ おもしろ科学体験!


縮小ゆめりん こんにちは、ゆめりんです。

 

 まだまだ暑さがのこっている山形県。霞城セントラルの山形県産業科学館と

3階山形市保健所大会議室で、「雪氷楽会 in 山形」が開催されました。日本

雪氷学会による ”おもしろ科学体験!雪と氷のふしぎ”をテーマに、子どもから

大人まで、雪と氷のテーマをバッチリ楽しんでもらおうというイベントです。

 

 

 

 

 多くの科学研究所や大学が参加していて、16のブースで展示やサイエンスシ

ョーが催されました。工夫がこらされた実験や工作など、バラエティいっぱ

い。雪&氷の世界の不思議さ、自然のすばらしさを知ることができました。

 

 Dr.ナダレンジャーの自然災害科学実験ショーでは、大道具・小道具がくりだ

され、ナダレンコとのコンビネーションもバッチリです。子どもたちは始めか

ら終わりまで大喜びでした。なだれや地震、空気の圧力など、楽しく学ぶこと

ができましたよ♪

 

 

 雪&氷とはいっても、宇宙や地球のことも一緒にかんがえると、スケールの

大きさも実感できました。そして南極昭和基地との中継では、基地のなかの様

子や外の景色をリアルに見れて、興味がわいてきました。工作ができるブース

では、きれいな雪結晶のしおりや、めずらしいストラップを作って、すてきな

おみやげができたようです♪

 

 

 

 


熱戦! 第1回 ロボトレース山形大会 マイロボットで初挑戦


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです

 

 8月最終の日曜日、夏休みや夏休み明けの休日を産業科学館ですごそうと、

大勢のお客さまが来館してくれました。きょうは、第1回 ロボトレース山形大

会が開催されました。これまで3回にわたる、ロボトレース製作・プログラミ

ング講習会の集大成となる大会です。

 

 

 大会には、低学年の部(2~4年生)、高学年の部(5・6年生)合わせて

10名が出場。県内9つの小学校からのエントリーです。最年少は2年生の女子

選手、本番でも大健闘でした♪ コースは、地元山形工業高校の生徒が設定

し、山形市立第六中学校の生徒と一緒に、競技の運営もがんばってくれまし

た。

 

 

 

 直線コースとカーブが、いろいろな形に組みたてられた、むずかしいコース

です。ロボットの調整は十分、とおもってスタートしても、コースからはずれ

たり、ストップしたりと、悪戦苦闘の連続です。

 

 

 それでも、みごとに全員完走! それぞれのベストタイム、もっとも早い

手が「最優秀賞」受賞です。高学年の部のタイムは、井上くんの16秒00、低学

年の部は、尾崎くんの36秒91でした。そして、一人ひとりが、自分のベストタ

イムが書かれた「修了証」をうけとりました。みんな大満足です♪ 

 この3か月間、ロボットをつくり、調整して、走らせて、とても自信になり

た。さらに、東北大会や全国大会でがんばってくださいね♪

 


ワークショップ・スペシャル ”おどるペットボトル アクアリウムを作ろう!”


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

 お盆中は、県内外からの家族連れで、館内は大にぎわいです。14日水曜日

は、理科工作のワークショップ・スペシャルが、2階チャレンジコーナーでお

こなわれました。地元県立盲学校の先生による、一日実験・工作教室です。

 

 

 この日のワークショップ・スペシャルは、”おどるペットボトル アクアリウ

ムを作ろう!” ペットボトルで「回転浮沈子」をつくり、自分だけのアクアリ

ウムをつくっちゃおう、というものです。苦労したのは、おさかなタレビンや

ペットボトルの水の量でした。やってみよう! と、つぎつぎにチャレンジし

て、51名の子どもたちが、つくって大事に持ち帰っていきました。パスカルの

原理、アルキメデスの原理を、身体で感じてくれたようですね♪

 

 

 あわせて、盲学校でつくったり、工業高校や企業と協力してできあがった教

材や、電子測定器などが展示されました。3Dプリンターでつくった、目の不

自由な人むけの教材です。地表面に凸凹がある月、広島原爆ドーム、人力車・

駕篭・馬車など、盲学校の生徒たちが授業でつかっている模型が、たくさん紹

介されました。手にとって触ってみると、形をイメージできるように工夫され

ていました♪

 

 

 読み上げる学習サポート教材「Earth  smile  あすめる」は、企業との協力

で商品化されている測定機器です。気圧・電流・距離などがデジタル表示され

るとともに、音声で読み上げてくれる優れモノです。今回の展示では、「傾

き」と「温度・湿度・気圧」の測定器を体験することができました。