産業科学館だより

山形県産業科学館 公式ブログ

3Dプリンターをつくろう 3つの中学校から12名が挑戦!


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです。

 

 11月11日(日)、4階発明工房では、山形やまがたメイカーズネットワ

ーク(YMN)による、中学生を対象にした「3Dプリンタ教室」が開催されま

した。この事業は、山形の未来を拓く21世紀型能力を育む推進事業による教室

開催です。

 

 

 造ろうとする作品は、高温で材料(フィラメント)をとかして 、積み重ねて

いきながらつくります。 材料には、植物由来の プラスチック(PLA樹脂)を

使います。3Dプリンタは、いろんな 分野に使われている未来の技術ですよ♪

 

 

 きょうは、3Dプリンターの基礎と概要を学び、実際に自分たちで、3Dプ

リンタを組み立ててみよう! という教室です。これに、山形市内3つの中学

校が参加。地元の中学1・2年生、12名が挑戦しました。

 

 

 主要な三つの装置類となるのが、一つは骨組みとなるアルミフレーム。二つ

目が、樹脂をのみこみ、とかして押しだすノズル部分のエクストルーダー。三

つ目が、パソコンからのデータをエクストルーダーに指示するコントロールユ

ニットです。これらを組み立てる作業をおこないました。

 

 

 そして、基準となるゼロ点を調整して完成です。実際に出力して、ルーシー

キャットをつくってみました。むずかしそうな3Dプリンターですが、参加し

た中学校のチームワークもよく、見事なできあがり。出力もバッチリです! 

 こんどは、それぞれの学校に持ち帰って、さまざまな作品やモノをつくって

みましょう♪

 

 

 やまがたメイカーズネットワーク(YMN)による、やまがたの未来をつくろ

うという、「教育用3Dプリンタ-導入プロジェクト」。これまで学校などへ

寄贈した台数は、これで、ちょうど100台となりました!

 おめでとうございます♪

 


SCITAセンターの実験教室 スライム実験 & 偏光板万華鏡をつくろう!


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

 秋晴れが続いている11月4日の日曜日、山形大学SCITAセンターの恒例と

なった「スライムの風」がありました。もうひとつ開いた教室が、「偏光板万

華鏡をつくろう !」です。

 

 

 今回の実験教室では、スライム実験に92名、偏光板万華鏡には33名の子

どもたちがチャレンジしました。山形大学SCITAセンターのスタッフとして、

山形大学の学生が13名、センターのスライムマイスターなど7名、合わせて

20名のみなさんが、子どもたちに手ほどきし、原理からやさしく教えてくれ

ました ♪

 

 

 スライムでは、”のび~るスライム” と ”スライム風船 ”をテーマに、子ども

たちはじっくりと取り組み、伸びたり、膨らんだり、手の感触とカタチの変化

を楽しんでいましたよ♪ そして、紙コップでつくった自分の万華鏡。とって

も綺麗でふしぎな世界を、そ~っとのぞきこんでいましたよ♪

 

 

 


第2回やまがた高校生ロボコン ”私たちは若きエンジニア!” in ビッグウィング 


縮小ゆめりん こんにちは、ゆめりんです。

 

 「やまがた高校生ロボットコンテスト」が、10月27日(土)にビッグウィン

グで開催されました。「やまがた環境展2018」のイベントのひとつとして、県

内工業科を有する9つの高校の生徒たちが、自作の「ごみ拾いロボット」を開

発。ロボットのプレゼンテーションや競技で優劣をきそい合いました。

 

 

 山形新聞主催、山形日産グループ特別協賛によるこのコンテストは、今年第

2回目となり、第1回よりさらにグレードアップしたコンテストになりました

よ♪ 

 

 

 ごみ拾いロボットは、ワイパー用モーターなど、自動車リサイクルパーツを

どこかに使用するのが条件です。ロボットは、空き缶・ペットボトル・紙パッ

クをそれぞれ指定のごみ箱に、仕分けして入れます。制限時間は3分。いかに

多く入れるかを目ざします。この競技点と、審査員によるロボットのプレゼン

テーション・パフォーマンス性・チャレンジ性・技術性との得点合計で、きそ

われました。

 

 

 ロボコンでは、大会スタッフとして、山形市立第四中学校 科学部3名の生

徒、それに、県立霞城学園高等学校の1名が、手伝ってくれましたよ。ありが

とうございました。

 

 結果は、優勝が寒河江工業高等学校チーム、準優勝が新庄神室産業高等学

校、第3位が山形明正高等学校と山形工業高等学校となりました。それぞれ入

賞されたチームのみなさん、おめでとうございます!

 

 

 

 第1回のロボコンの反省点を改善して、より完成度が格段に向上したロボッ

トが登場しました。機構、動作、スピード、デザインなど、観客をおおいに楽

しませくれました。結果は、わずかの差で順位を分けました。スマホのタブレ

ツトや自作のコントローラーをつかって、無線操作するロボットも登場。

 次回にむけて大きな期待を膨らませるロボコンとなりました♪

 

 

 9高等学校のロボット展示ブースには、学校紹介のパネルや、製作したロボ

ットが展示されました。テレビカメラの取材もあり、こちらの熱気もスゴかっ

たですよ♪

 第2回ロボコンの様子は、山形放送テレビで、11月23日(金)勤労感謝の

日、10:25~11:20に放映されます。

 見逃さないよう、ぜひご覧くださいね♪

 

 

 2日目は「ロボットを操縦してみよう!」です。ロボットの体験コーナーで

は、高校生たちの手ほどきにより、子どもたちが個性あふれるロボットたちと

楽しんでいました。ドキドキして緊張しながら、とても楽しそうでした。未来

のエンジニアとなるチビッ子たち。世界に1台しかないロボットと、きょうは

思い出に残る貴重な体験ができました♪

 選手、監督、保護者のみなさん、2日間お疲れさまでした。

 

 

 


Scratchによるプログラミング教室 開催! by YMN


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです。

 

 10月28日(日)は、朝から秋晴れが広がる清々しい一日となりました。

きょうは、やまがたメイカーズネットワーク(YMN)が主催する、Scratch 教

室の第1回目が開催されました。この教室は、「山形の未来を拓く21世紀型能

力を育む推進事業」によるものです。

 

 

 

 会場は、産業科学館の2階チャレンジコーナー。一般の来館者にも公開して

おこなわれたので、興味をもって見学していく親子連れもいましたよ。

 テーマは、Scratchをつかったプログラミングの基礎学習。

 第1回教室には、小学生3年生から6年生まで11名、保護者7名が参加し

ました。YMNのスタッフ4名が、子どもたちの指導にあたりました。

 

 

 

 参加者の6割は、プログラミング学習は初めて、ということでした。でも、

わかりやすく説明してくれて、なんとかプログラミングできるようになってい

きました♪

 午前は、ゲームをつくるプログラミングの基礎を学んで、午後は「ブロック

崩し」ゲームを作ってみました。参加した子どもたちは、最初不安でいっぱい

でしたが、おもった以上にできて、とても満足できたようです♪

 

 

 

 第2回目は12月23日(日)となります。テーマは「Scratchによる制御

の基礎」。こんどは、ものを動かすための基礎を学びますよ♪

 


鶴岡少年少女発明クラブ in 産業科学館 科学と工作の旅♪


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

9月29日(土)に、鶴岡市にある鶴岡少年少女発明クラブのみなさんが、庄内

からバスに乗って産業科学館にやってきました。小学3年生から6年生の子ど

もたち14名、それに保護者6名と指導員が3名、総勢23名です。半日館内で、

科学と工作の旅を楽しんでいました。

 

 

ガイドボランティアさんから、自分たちの住んでいる庄内地方の先端技術のこ

と、伝統的な山形鋳物の応用技術で、最先端のビル用設備がつくられているこ

と、などが説明されました。県内の産業を、より広い視野でまなぶことができ

たようです。

 

 

暮らしと産業、環境技術、触れる地球など、実際に動かしてみたり、変わりか

たを観察することで、普段とはちがった科学体験ができましたね♪

 

 

 

団体工作のワークショップでは、たんけん科学ランドのボランティアさん自慢

のオリジナル工作、「コトコト鉄道」にチャレンジしてみました。コンコン

と、大地の縁をたたくと、コトコトと、電車が回ります。このように動かす工

作は、ワークショップの上級コースですが、さすが発明クラブの子どもたちで

す。見事に完成させました。小さい子は保護者の方と一緒になって、作り上げ

るあげることができましたよ♪

 

 

 

****** ムービーを見る

 

■ 山形県産業科学館 ムービー一覧ページを見る

 

● 鶴岡少年少女発明クラブ in 産業科学館 ~科学と工作の旅~(1:57)

 

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館内「ロトンダ」の2階から4階のらせん階段は、産業タイムトンネルになっ

ています。そこでは、17世紀以降の山形県の産業の歴史をたどることができ

ます。そのなかで、明治31年(1898年)鶴岡で「斎外式力織機」を完成させ

特許出願した、発明王 斎藤外市のことが紹介されています。鶴岡市でおこなわ

れる発明コンテストの表彰には、「斎藤外市賞」があって、みんなそれを目標

に、日夜がんばっているそうですよ♪