未来の目標・SDGsの第三弾では、高校生が取りくんだ ”ものづくり”「米沢工
業高校のベンチ」を紹介しました。
7月14日(木)に披露してから8月31日(水)まで。4階フロアにおいて公開
することができました♪
ふだん、私たちが身近に感じていて、どこにでもありそうなベンチ。
高校生たちが2つのベンチを製作することで見えてきた”ものづくり”の意義に
ついて、SDGsをとおしてかんがえてみました。
6枚のパネルには、ベンチがSDGsの7つのゴールにあてはまることが解説し
てあります。ベンチにかかわるあらゆる活動は、人の健康と福祉、質の高い教
育に貢献できます。そして、つくる責任・つかう責任、さらに地球環境にまで
及んでいます。
材料の調達・加工・運搬から、ベンチが製品として届けられ、お客様が座るま
でには一つのストーリーがあります。これらのプロセスは、すべてパートナー
シップにより成しとげられていました!
製作者は米沢工業高校・建設環境類・建築コースの生徒たちです。これまで、
技能五輪全国大会・建築大工の職種に、山形県代表として何人も出場している
そうです。高校生たちが引き継いできたこのスゴ技を、このベンチの製作で発
揮してくれました。
使われた材料は、米沢市にある「上杉家御廟所」で育った長い年季の入ってい
る杉の大木。県民のために役立てようと、このベンチに活用されました。
ベンチに座っていかに安らぎを感じてもらえるか、こうかんがえる作り手の”も
のづくり”。細部のいたるところまで、ていねいに紙やすりがかけられていて、
ウレタン塗装をとおして、柔らかさと優しさが伝わってきます!
高校生たちが作ったベンチは、人間の安らぎから都市の快適な生活、そして地
球環境のことまで、SDGsをとおして想像をはばたかせることができました。
SDGsはできることからやってみよう!
2台のベンチは皆さんに知ってもらおうと、現在も展示中です。
ぜひ体感してみてくださいね♪