10月に紹介した、山形県中山町にある「SAITOUクラフト」さんのモノづ
くりが、NHK総合、BS1と、それぞれの番組で放映されました。
東京オリンピック2020年に向けて、陸上の女子円盤投げの円盤製作、パラ
リンピックでの2人乗りタンデムの実験が紹介されていました。山形県、そし
て中山町にとっても、とても誇らしいモノづくりの職人芸でしたね。
超絶 凄(すご)ワザ! 「東京オリンピック全力応援 究極の競技用具を作
れ!」は、NHK総合で10月30日(月)に放映されました。円盤が飛んでい
く科学的解析、空気抵抗の小さい円盤をつくる過程、そして選手がそれを投
げる様子を映し出していました。選手が、既製品と今回つくった円盤を、実際
に投げ比べてみると、みごとに記録を伸ばして、思わず拍手喝采でしたね ♪
*********************************************************************
スポーツイノベーション(NHK BS1 11月19日(日))のなかでは、
パラサイクリングでの2人乗りタンデムの実験と、改善のアイデアが紹介され
ていました。この競技は、健常者と視覚障がい者の2人が乗って、時速およそ
50kmのスピードで、1/100秒を争う競技だそうです。
「空気抵抗をいかに小さくするか」。このテーマに向かっていくなかで、山
形大学の瀬尾教授の実験と「SAITOUクラフト」の齊藤社長のモノづくりか
ら、革新的なアイデアが生まれました。2気筒エンジンからの発想で、2人の
ペダルをこぐタイミングを変えるということでした。
「SAITOUクラフト」さんの工場で、実際に実験装置を拝見させてもらう
と、それは単なる2人の人形というより、ロボットといってもいいような精巧
な動きでした。この種目は、科学的にどうなのかが、まだ、未知の分野だそう
ですね。2020年東京パラリンピックに向けて、さらに進化していくことを期
待しましょう !