いま日本では、宇宙空間にエレベーターで移動しよう、という夢のような研究
開発がじっさいに進行中です。高度3万6千キロメートルにあるターミナル駅
まで、一週間かけて上がろうというものです。
そこで、この夢の計画者は、このプロジェクトの実現にむけ、ぜひ子どもたち
に興味や関心をもってもらおうと考えました。そのために、プログラミング・
ロボットをつかった宇宙エレベーターロボットが企画されたのです。いまや、
全国の子どもたちによる、とてもエキサイティングな競技会が開催されていま
すよ♪
宇宙エレベーターロボット競技会とは、地上のスタート地点から高さ4mの宇
宙ステーションまで、制限時間内になるべく多く、安全にピンポン球を運ぶ競
技です。目的は、問題解決力、コミュニケーション能力、想像力、こんな力を
育てること。
とうとう、やまがたメイカーズネットワークによる「宇宙エレベーターロボッ
トの製作・プログラミング教室」が、はじめて県内で開かれました。10名の
子どもたちが参加して、ロボットの製作と試技を、何度もくりかえしていまし
た。まだまだ手探りのようでしたが、一日じゅう集中して取りくんだ結果、ス
テーションにピンポン玉を届けるところまで、なんとか到達できたようです。
まずは、今日がその第一歩 ♪
がんばれ、山形のちいさな挑戦者たち!