11月18日(日)は、「極低温と超伝導の世界」をテーマに、低温学会・
超電導学会による市民公開講座がおこなわれました。リニアモーターカーにも
応用されている超電導の技術は、未来を切り開く科学の技術として、おおきな
期待をになっています。
極低温ってなんだろう? 超伝導ってなんだろう? こんな疑問にこたえよ
うというイベントです。ふだん、身近な生活では体験できないような、ふしぎ
な極低温の世界を体験してもらおうと、開催されました。
マイナス200℃以下の環境下では、物質や材料はどうなるの? そんな極低
温下では、モノの性質がまったく違ってしまう、ということをいろいろな実験
で体験できました。
コースターの軌道を超スピードでまわる「超電導コースター」、ふわふわと
宙に浮くカケラなど、ふしぎな実験がたくさん。モノを液体窒素で冷やす
と? じっさいに、瞬時に変化するようすを実験で確かめてみましたよ ♪
1階アトリウムでは、池田博先生による「超電導と低温の世界のお話」があ
りました。さまざまな実験や、南極での体験をまじえたおもしろいお話で、低
温ふしぎ現象を、わかりやすく紹介してくれました。
未知の世界がとても身近に感じられて、楽しく学ぶことができました!