朝から冷えこんだ11月9日(土)は、まわりの高い山々がくっきりと白い
姿を見せてくれました。きょう、山形県立産業技術短期大学校による「親子で
からくり大発見 2019」で、館内は熱気につつまれる一日となりました。
学校の教授や学生たちが、おのおの6学科の専門性を生かした6ブースの体
験教室は、大盛況になりました。体験した子どもたちは151名。それぞれの
親といっしょに、実験やプログラミング、ものづくりを、じっくりと楽しんで
いました♪
● 山形県立産業技術短期大学校の学科
機械システム系(デジタルエンジニアリング科・メカトロニクス科)・知能
電子システム科・情報システム科・建築環境システム科・土木エンジニアリ
ング科
2階入り口で受付をすますと、すぐにフリースペースには「VRプログラミン
グを体験しよう!」のブースが待っています。プログラミング学習アプリをつ
かい、ドローンをぶつからないように飛ばして、スピード感を楽しんでいまし
た。
チャレンジコーナーでは、「ダイラタンシーとチキソトロピー(オリジナル
スライムをつくろう!)」の実験です。身近な材料でダイラタンシー現象を実
感したり、チキソトロピー現象で液状化の様子を観察したり、物質と液体のふ
しぎな性質を体験できました。そして、光るオリジナルスライムをつくりおお
喜びです。
スチレンをカッティングして船のボディをつくる。くるくる巻いた細いパイ
プの中の水をあたため、蒸気をつかって進ませる「ポンポン船を作ろう!」。
8コースつくって競争です。スイスイといく船、うまくいかない船はなおし、
苦労して作った船が水上をはしると、おお喜びです!
4階発明工房での「アミノ酸で手形をつくろう!」は、子どもから大人ま
で、紫色に浮きあがった自分の型をみて、しきりに感心でした♪ どんな素材
でもイラストや文字などかいてくれる「レーザーで刻印しよう!」では、”レ
ーザー光のパワー”というものを、自分の目で確かめることができました。
ち密な工作だったのが、「電子部品でアクセサリーをつくろう!」。トラン
ジスタやLED、コンデンサにつかわれる部品を組みあわせて、しんごうきやい
きものなど、自分だけのすてきなアクセサリーになりました♪