産業科学館だより

山形県産業科学館 公式ブログ

巨大滑車あらわる !   原寸大の模型を ダンボールで再現


縮小ゆめりん こんにちは、ゆめりんです。

 

 産業科学館に、巨大な滑車が登場 ! 

 普段私たちは、エレベーターの上下動につかわれる滑車を目にすることはあ

りません。そこで、超高層ビル用エレベーターの滑車を、本物と同じ大きさで

見て、実感してもらおうと、原寸大の模型にして展示をはじめました。つかっ

た材料は、エコな素材である段ボールです。

 

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 超高層ビル用エレベーターで実際につかわれている40人乗りのエレベータ

ーの滑車は、渡辺鋳造所(山形市)によるものです。重さは1.5t。高さが

350mありますが、わずか50秒で休みなく毎日超高速走行しています。

 

 この直径1.5mある滑車を、紙製のパッケージメーカーである丸定(米沢

市)が、自社の技術を駆使して段ボールで再現してみました。幅35cmの滑

車の重さは30kgほどで、本物の50分の1です。

 

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 紙の段ボールをつかった滑車。見事な造形の技(わざ)を細部までじっくり

と見て、実際に手で触ってみてくださいね ♪

 

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◆ 入館者数データ

 

 ● 延べ総入館者数 5,500,638名 (平成13年1月1日~)

 

 ♠ 皆さまに親しまれて18年目。これまでの入館者数が、とうとう550万

  人をこえました !

  これからも引き続きご愛顧いただけるよう、がんばってまいります ♪

 

 ● 今年度入館者数   204,669名 (平成29年4月1日~)

 

 ● 今日の入館者数       931名 (平成30年2月24日)

 


 

 


山形の星を見上げて ~エアドームのプラネタリウムで 星空観賞~


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです  。

 

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 2月17日の土曜日、産業科学館のイベント「プラネタリウムがやってくる

!! ~山形の空を見上げて~」が、霞城セントラル1階アトリウムと、県産業科

学館2階フリースペースでおこなわれました。小雪の降りしきる、かなり冷え

込む日となりました。でも、大勢の家族連れや旅行者がエアドームのプラネタ

リウムで、この日の山形から見える星空を身近に見ることができました。

 

産業科学館ポスター.ol 6-10

 

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 この日は、およそ30分間の上映を5回、それぞれ50名の定員で開催しま

した。予約制とさせていただきましたが、いずれの回も満席となりました。エ

アドームの中は、20度をこえるポカポカの暖かさでしたよ。

 

 夕方7時から翌朝の日の出までの天体の動き、星座の見え方を学びながら、

冬のダイナミックに動く夜空を満喫できました。星座は88もあるそうです

が、もっと知って、春夏秋冬4シーズンの夜空を豊かに眺めたいと感じまし

た。合わせて展示された「天体パネル展」では、星や星雲のパネルを写真と解

説で実感することができました ♪

 

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◆ 入館者数データ

 

● 延べ総入館者数 5,497,415名 (平成13年1月1日~)

● 今年度入館者数   201,446名 (平成29年4月1日~)

  ※ 今年度ご来館いただいた方が、とうとう20万人をこえました。

    ありがとうございます ♪

● 今日の入館者数       949名 (平成30年2月17日)

 


 


“ プラスチック板で好きな形を作って遊ぼう ! “ 東北芸術工科大学 プロダクトデザイン学科の楽しい出前工房“


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

 今日は、2月最初の日曜日です。寒波と大雪の合間となるような、おだやか

な曇り空です。4階の発明工房では、東北芸術工科大学 プロダクトデザイン学

科の三橋幸次先生と学生5人による工作教室が開かれました。

 

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テーマは次のとおりです。

 

カラフルでいろんな形のプラスチック板で、好きな形を作って遊ぼう !

 

  半透明の薄いアクリル板60パーツを、自由に組み合わせて作ります。

幼児から中学生まで参加しました。年代に応じて想像力を働かせながら、おも

しろい作品をじっくりと作り上げていきました。

 

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 自分ならではの立体作品を、いろいろ試しながら工夫して、とても楽しそう

に手を動かしていました。空想の動物や植物、昆虫、アクセサリーなど、イメ

ージはさまざま。子どもたちの持つ感性の多様さと、豊かさには驚かされまし

たよ。

 

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◆ 入館者数データ

 

● 延べ総入館者数 5,491,581名 (平成13年1月1日~)

● 今年度入館者数   195,612名 (平成29年4月1日~)

● 今日の入館者数       921名 (平成30年2月4日)

 


 


山形県産業科学館 開館から18年目がスタート!


縮小ゆめりん 2018年、あけましておめでとうございます

 

 山形県産業科学館は、2001年元旦に開館してから18年目となりまし

た。本年もどうぞよろしくお願いいたします。科学と産業のことを、体験的に

楽しく学べる施設を目指してまいりますので、皆さんのご来館を心よりお待ち

しております。 

 

 このところ全国的に大雪に見舞われております。皆さんも十分ご注意くださ

いね。今日13日(土)は、新年になって初めての快晴となりました。写真

は、放射冷却で地面が冷やされ、発生した朝霧に覆われた山形市の北西方面。

こちら側が雲の上の街のようにも見えてきますね。 

 

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 「召しませ春を 山形の啓翁桜」。お正月モードの霞城セントラルでは、冬

のさくらキャンペーンのキックオフイベントがアトリウムで催され、たくさん

の人で賑わっておりました。

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 山形は11日(木)、ついに35cmの積雪になりました。北側にある山形

城跡の霞城公園はすっかり冬景色。最上義光之像も雪をかぶり、木々の「綿

帽子」越しに霞城セントラルを見ることができました。前日の1月10日は、

毎年恒例の山形市の初市。霞城公園では、ウインターフェスティバルの冬の花

火2000発が打ち上げられ、街なか全部が桟敷席 ! を十分満喫しました ♪

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山形鋳物の逸品、「最上義光公之像」は今年40歳


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです  。

 

 今日は12月28日の木曜日。当館はいよいよ2017年さいごの開館日と

なりました。年末は寒波につつまれて、12月にしては珍しく雪が降り続く天

気となっています。

 下の写真は、一週間前の12月21日(木)。霞城セントラルから北西方向

を眺めての山形市内です。左手に見える白い山が「月山」、右手のやや白い山

が「葉山」、そして右下の緑の公園が「霞城公園」となります。

 

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 この霞城公園の東大手門側には、「山形鋳物」の技術で制作された「最上義

光公之像」が設置されています。11月3日で40歳となりました。下の写真

のように、今なお勇壮な姿を見せています。見事な馬の後ろ足二本立ちですね。

 

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 「最上義光公之像」は、愛馬に乗った義光の騎馬像です。目を引くのは馬の

後ろ足だけで立っているところ。像は3トンもの重さがありますが、完全に二

本足だけで支えています。こんな超ムズカシイ銅像を実現できたのは約900

年の伝統をもつ山形鋳物の技術ならではのこと。世界的にも極めてまれな作品

ということです。2011年の東日本大震災にも、ビクともしませんでした。

 

  建立は、昭和52年(1977年)11月3日。デザインは、山形市銅町出

身で鋳金工芸家の「西村  忠」です。製作は、山形鋳物の本拠地の一つ銅町に

ある「株式会社 西村工場」によるもので、鋳物職人の高度な技術が駆使されて

います。ぜひご覧になってくださいね。

 

 当館は開館して丸17年となりました。2017年の今年は、235,50

8名の方々にご来館いただきました。心よりお礼申し上げます。それではみな

さん、よいお年をお迎えくださいね ♪

 


 

◆ 入館者数データ

 

 ● 延べ総入館者数 5,476,040名 (平成13年1月1日~)

 ● 今年度入館者数   180,071名 (平成29年4月1日~)

 ● 今日の入館者数       933名 (平成29年12月28日)