産業科学館だより

山形県産業科学館 公式ブログ

10月の「みんなで楽しむスライム実験 2022」


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです。

 

10月16日の日曜日、今年度3回目となる 「みんなで楽しむ スライム実験

2022」が開催されました。毎回子どもたちが楽しみにしているスライム実験

は、山形大学SCITAセンターによる大人気の「科学実験教室」です。

 

 

新型コロナ感染拡大防止のため、申し込み制による実験教室となっています

が、44組の子どもたちと保護者がワクワクしながら集まりました。

 

会場は2階のフリースペースと、4階の発明工房。ここでSCITAセンターのス

タッフに、わかりやすく・ていねいに教えてもらい、科学実験のおもしろさを

体験できました。

 

●「のび~るスライム」・「光るスライム」をつくろう

 

 

今回実験したスライムは、「のび~るスライム」と「光るスライム」の2種

類。「スライムの風」による、いつも人気いっぱいのスライム実験です。かか

った時間はおよそ40分間。

 

山形大学SCITAセンターの経験豊富なスライムマイスターに、マンツーマンで

じっくりと手ほどきを受けることができました。

 

 

 

 

 

●「カラフルカプセル」をつくろう

 

 

2階のフリースペースでは、学生スタッフによる「カラフルカプセルをつくろ

う!」がおこなわれました。

小さな子どもたちにもわかるように、つかう材料や作業のしかたを、大きなス

クリーンに写しながら説明してくれました。

 

容器に「アルギン酸ナトリウム水溶液」を入れて、絵具で色をつけます。これ

をスポイトでとり、「乳酸カルシウム水溶液」にいれます。

 

するとどうでしょう! きれいなカラフルカプセルが生まれました。それをス

プーンですくい、水のはいった小びんにうつして、はい! できあがり♪

 

 

 

 

秋晴れの日曜日、山形駅周辺は数々のイベントで賑わっていました。霞城セン

トラルにある産業科学館にも、子どもから大人までたくさんの人が来館。

 

午前・午後それぞれ2回おこなわれた実験教室。そこで「スライム」と「カラ

フルカプセル」をつくった親子の人数は、合計74名となりました。

親子でいっしょに、ワクワク体験をすることができましたね♪

 


未来の目標・SDGs 高校生の取りくみ「山工元気プロジェクト」


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

100年後の山形の未来のために、”ものづくり”で不可能なことに挑戦したい!

「山工元気プロジェクト」とは、南国のフルーツ「マンゴー」を、雪国山形で

実らせようという高校生による熱い挑戦です。

 

未来の目標・SDGsの第4弾は、山形工業高校の取りくみ「山工元気プロジェ

クト」(マンゴープロジェクト)の紹介です♪

 

 

 

科学に基づいた工業の技術力を備えている山形工業高校。6学科のパワーを結

集して、誰も実現していないプロジェクトに一丸となってチャレンジ!

 

笑顔になれる100年後の山形とは、なんてステキなプロジェクトでしょう♪

そのために、持続可能な社会を目指すSDGsの17ゴールのうち、7ゴールの実

現を成しとげようとしています。

 

 

 

マンゴーを育てる「スマート植物工場」(マンゴーハウス)は自力建設です。

IoT(「Internet of Things」の略で読み方はアイオーティー。「モノのインタ

ーネット」という意味)の活用により、温室内の温湿度や水分量を全自動で制

御するシステムをつくりました。そして中の様子やデータを、スマートフォン

で管理します。

 

冬の温室暖房につかう燃料のもとは、近くのこども園で栽培されたひまわりの

種から抽出した油。もうひとつは、近隣から調達した使用済み天ぷら油などの

廃食油。燃料には、これらを実習室で精製したバイオディーゼル燃料(BDF)

を利用しています。

 

このような、高校生による本格的な技術力と行動力を見て、ビックリ! 

さすが工業高校の高いものづくり技術ですね♪

 

 

 

「山工元気プロジェクト」は、一般社団法人日本SDGs協会から「SDGs

事業認定証」の発行を受けています。学校の認定は全国でも初めてなんです。

さらに山形県においては、唯一の事業認定となっているようですよ♪

スゴイですね!

 

 

 

資金は生徒会を中心にクラウドファンディングに挑戦して調達。高校生たちに

よる山形の未来を見すえた「山工元気プロジェクト」。プロジェクトは順調に

進んでいるとのこと。

昨年からみごとなマンゴーを収穫して、みんなすっかり笑顔になれました♪

 

SDGsはできることからやってみよう! 

ここから始めた取りくみは、いまや高校生の常識をこえようというプロジェク

トに成長しました。

 

パネルと動画をつかった展示は、10月8日(土)から21日(金)まで、4階フ

ロア SDGsコーナーで公開しております。

 

ぜひ来館してご覧になってくださいね♪

 


9月のワークショップ


縮小ゆめりん こんにちは、ゆめりんです ¨  ˜・… ☆

 

 産業科学館のワークショップは、毎週金・土曜日におこなわれている人気の

理科工作教室です。

 

 9月のテーマは、「風船カーリング」「くるっくるやじろべえ」「ふしぎな

絵本」。暑かった夏がおわりホッとしたところで、楽しくつくって遊べる3つ

のテーマが開催されました。

 

◆ 9月3日(土)・23日(金) 「風船カーリング」

 

 

 風船に空気を入れると、机の上をスイスイとすべる”風船カーリング”。

 みんなでいっしょにつくって遊べる工作は、家族向けにピッタリのワークシ

ョップです♪

 

おうちでムービーを見ながら、家族でつくって遊んでみよう!

 

「いしちゃん先生のワクワク工作教室  ~風船カーリング~」

 

 

 

 

◆ 9月10日(土) 「くるっくるやじろべえ」

 

 

 秋のとっておきの新作となるのが「くるっくるやじろべえ」。

 はりがねでつくったやじろべえを、カラフルなストローたちがくるっくる

と動いて、参加した親子を楽しませてくれました♪

 「いやし効果のあるおもちゃですね~」と、子どもの母親がとても喜んでく

れました。

 

 

 

 

◆ 9月16日(金)・24日(土) 「ふしぎな絵本」

 

 左からでも、右からでも、どちらから開いても楽しめるよ。

 つぎつぎに回しながらひらいて楽しめる、とってもふしぎなオリジナルな絵

本をつくりました。

 ふしぎ~! おもしろーい! の声がきこえてきました♪

 

 

 

 

😉 **************************************************************** 🙂

 

 9月のワークショップは、合計5回おこなわれました。参加された19組、

56名の親子や家族のみなさんは、家の中だとなかなかできない、貴重な体験

をされました。

 

 30分間という限られた時間でしたが、相談員の先生に教えてもらいながら、

ゆっくりと創作の時間を楽しみましたね♪

 

 つぎの10月のワークショップは、合計8回開催されます。

 開催日は、1日(土)、7日(金)、8日(土)、14日(金)、15日

(土)、22日(土)、28日(金)、29(土)です。

 

 開催される時間は、午前が10:30から12:00、午後が13:00から14:30

で、30分ごとの開催となります。


小学生の科学教室 ~ジュニア・かがくラボ~ 空気と水のふしぎを調べよう!


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです。

 

 9月25日(日)、小学生の科学教室 ~ジュニア・かがくラボ~ が発明工房

でおこなわれました。第1回目のテーマは「空気と水のふしぎを調べよう!」

 

 この科学教室は、実験をとりいれた体験学習により、さらに発展していく学

びをやろう! という目的の「ジュニア・かがくラボ」といいます。

 「空気と水」のことは、小学4年生の『理科』で勉強します。とってもふし

ぎでおもしろいテーマなんです♪

 

 

 5人の小学生の参加者には、3人のたんけん科学ランド相談員がついて教え

てくれました。「空気と水」のちがいは、シリンダーやピストンをつかった実

験でわかりました。

 そして水中エレベーターの「浮沈子(ふちんし)」が登場。

 

 キーワードは水の中ではたらく「浮力」。一つひとつ順をおって、わかりや

すく話しながら実験してくれました。さいごに小学生たちは、それぞれ自分の

水中エレベーターをつくってみました。

 

 

 

 およそ1時間の「かがくラボ」でしたが、みんなで熱中した時間はあっとい

う間にすぎていました。

 これで、「空気と水のふしぎ」のことがパッチリとわかりました!

 


「パイプロボット・メカモグラ」ビッグコースにチャレンジ!


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

 パイプロボット・メカモグラが登場! 

冬の1月、春の4月に続く3回目として、夏イベントが開催されました。

その名は「メカモグラ・ビッグコースチャレンジ in 山形県産業科学館」

 

 8月18日(木)と19日(金)、そして9月3日(土)・4日(日)の計4

日間、2階フリースペースと4階科学の広場を会場に開催されました。

 

 

 

 メカモグラは、山形生まれの世界初となる産業用ロボット「配管くん」から

派生したホビー・プロダクトのロボットです。子どももおとなも楽しめる、新

しいジャンルのホビー・ロボコンなんですよ♪

 

 2019年から「一般社団法人パイプロボット普及協会」の主催により、山形県

はもちろん全国の科学館などを会場にして、走破タイムをきそうタイムアタッ

クが開催されています。

 

 

 

 コントローラーでメカモグラを操縦して、パイプの中を走ります。90度のカ

ーブを曲がるときがキモで、メカモグラの向きを操作してくぐり抜けます。

 

 スタンダードコースの走破タイムが20秒を切ったら、さらに大きいジャング

ルジムのようなビッグコースにチャレンジすることができます。メカモグラは

無料のレンタルロボで、どなたでも参加できます。

 

 

 

メカモグラの常設コースが誕生!

 

 メカモグラの常設コースが、9月4日(日)から2階のフロアに設置されて

います。ロボットはご自分のメカモグラを持ちこんで、パイプのコースをつか

うことができます。これからも、ビッグコースをつかったタイムレースの大会

が産業科学館でおこなわれますよ♪

 

 次回大会「メカモグラ・ビッグコースチャレンジ in 山形県産業科学館」は

11月26日(土)・27日(日)に開催されます。

ぜひトレーニングをつんで、技(ワザ)をあげておきましょう!