産業科学館だより

山形県産業科学館 公式ブログ

雪氷楽会 in 山形 雪と氷のふしぎ ❄ おもしろ科学体験!


縮小ゆめりん こんにちは、ゆめりんです。

 

 まだまだ暑さがのこっている山形県。霞城セントラルの山形県産業科学館と

3階山形市保健所大会議室で、「雪氷楽会 in 山形」が開催されました。日本

雪氷学会による ”おもしろ科学体験!雪と氷のふしぎ”をテーマに、子どもから

大人まで、雪と氷のテーマをバッチリ楽しんでもらおうというイベントです。

 

 

 

 

 多くの科学研究所や大学が参加していて、16のブースで展示やサイエンスシ

ョーが催されました。工夫がこらされた実験や工作など、バラエティいっぱ

い。雪&氷の世界の不思議さ、自然のすばらしさを知ることができました。

 

 Dr.ナダレンジャーの自然災害科学実験ショーでは、大道具・小道具がくりだ

され、ナダレンコとのコンビネーションもバッチリです。子どもたちは始めか

ら終わりまで大喜びでした。なだれや地震、空気の圧力など、楽しく学ぶこと

ができましたよ♪

 

 

 雪&氷とはいっても、宇宙や地球のことも一緒にかんがえると、スケールの

大きさも実感できました。そして南極昭和基地との中継では、基地のなかの様

子や外の景色をリアルに見れて、興味がわいてきました。工作ができるブース

では、きれいな雪結晶のしおりや、めずらしいストラップを作って、すてきな

おみやげができたようです♪

 

 

 

 


熱戦! 第1回 ロボトレース山形大会 マイロボットで初挑戦


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです

 

 8月最終の日曜日、夏休みや夏休み明けの休日を産業科学館ですごそうと、

大勢のお客さまが来館してくれました。きょうは、第1回 ロボトレース山形大

会が開催されました。これまで3回にわたる、ロボトレース製作・プログラミ

ング講習会の集大成となる大会です。

 

 

 大会には、低学年の部(2~4年生)、高学年の部(5・6年生)合わせて

10名が出場。県内9つの小学校からのエントリーです。最年少は2年生の女子

選手、本番でも大健闘でした♪ コースは、地元山形工業高校の生徒が設定

し、山形市立第六中学校の生徒と一緒に、競技の運営もがんばってくれまし

た。

 

 

 

 直線コースとカーブが、いろいろな形に組みたてられた、むずかしいコース

です。ロボットの調整は十分、とおもってスタートしても、コースからはずれ

たり、ストップしたりと、悪戦苦闘の連続です。

 

 

 それでも、みごとに全員完走! それぞれのベストタイム、もっとも早い

手が「最優秀賞」受賞です。高学年の部のタイムは、井上くんの16秒00、低学

年の部は、尾崎くんの36秒91でした。そして、一人ひとりが、自分のベストタ

イムが書かれた「修了証」をうけとりました。みんな大満足です♪ 

 この3か月間、ロボットをつくり、調整して、走らせて、とても自信になり

た。さらに、東北大会や全国大会でがんばってくださいね♪

 


ワークショップ・スペシャル ”おどるペットボトル アクアリウムを作ろう!”


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

 お盆中は、県内外からの家族連れで、館内は大にぎわいです。14日水曜日

は、理科工作のワークショップ・スペシャルが、2階チャレンジコーナーでお

こなわれました。地元県立盲学校の先生による、一日実験・工作教室です。

 

 

 この日のワークショップ・スペシャルは、”おどるペットボトル アクアリウ

ムを作ろう!” ペットボトルで「回転浮沈子」をつくり、自分だけのアクアリ

ウムをつくっちゃおう、というものです。苦労したのは、おさかなタレビンや

ペットボトルの水の量でした。やってみよう! と、つぎつぎにチャレンジし

て、51名の子どもたちが、つくって大事に持ち帰っていきました。パスカルの

原理、アルキメデスの原理を、身体で感じてくれたようですね♪

 

 

 あわせて、盲学校でつくったり、工業高校や企業と協力してできあがった教

材や、電子測定器などが展示されました。3Dプリンターでつくった、目の不

自由な人むけの教材です。地表面に凸凹がある月、広島原爆ドーム、人力車・

駕篭・馬車など、盲学校の生徒たちが授業でつかっている模型が、たくさん紹

介されました。手にとって触ってみると、形をイメージできるように工夫され

ていました♪

 

 

 読み上げる学習サポート教材「Earth  smile  あすめる」は、企業との協力

で商品化されている測定機器です。気圧・電流・距離などがデジタル表示され

るとともに、音声で読み上げてくれる優れモノです。今回の展示では、「傾

き」と「温度・湿度・気圧」の測定器を体験することができました。

 

 

 


お知らせ^^^定期メンテンナンス(一部)がおこなわれます


縮小ゆめりん こんにちは、ゆめりんです。

 

定期メンテナンス実施のお知らせ  ***************************

 

 いつも皆さまには、当産業科学館をご利用いただきましてありがとうござい

ます。安全に気持ちよく利用いただくために、まもなく科学アイテムの定期メ

ンテナンスをおこないます。

 

期間は、8月26日(月)~8月29日(木)。

 

 メンテナンスは、2階、4階にある一部の科学アイテムだけとなります。

 

開館は通常どおりですから、ほかのアイテムは使えますよ♪

 

 皆さまには、大変ご不便をおかけしますが、ご協力をお願いします。

 

 

 


親子科学教室 元素ってなに? 「夏休み 親子で不思議体験教室」by 放送大学山形学習センター


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです

 

 まだ猛暑がつづいている8月17日(土)は、放送大学山形学習センター主催

による親子科学教室「夏休み  親子で不思議体験教室」が、4階発明工房でお

こなわれました。参加者は、小学生の子どもと親など20組、定員いっぱいとな

り、暑さをふきとばす熱中科学教室となりました。

 

 

 今年は国際周期表年2019年。メンデレーエフが周期律をみつけてから、今年

で150年になります。世界中でお祝いのイベントが開催されているそうです。

 今日は、山大理学部栗山教授から、元素ってなに? のテーマで、元素にか

かわる実験をやりながら、科学者が元素を発見してきた歴史を学びました。

 

 

 近代科学で見つけた元素、空気については実験をしながら学びました

 ブルーボトル実験では、メチレンブルーを1滴入れただけで、青くなった

り、静かにして透明になったりと、変化の不思議を見ることができました。

 

 水の電気分解実験では、電気の力で分解すると、水素と酸素ができること

を、バチンッという大きな音で体感できました! 炎色反応実験では、分光器

をつかって、元素の青から赤色のちがいを確認できました。

 

 

 今日は、刺激がいっぱいの実験、初めての実験を体験できました。元素のこ

と、周期律のことを親子で楽しく学べたと、おお喜びでした♪